※今回はわれらが桃ケ丘荘の住人の自己紹介記事です。
みなさん初めまして!
この度、シェアハウス「桃ケ丘荘」に住むことになった「マチコ」といいます。
あこがれていた東京での生活!一人暮らしだと何かと厳しいので、シェアハウスですることになりました。
しかし、これが私の未知なる恋愛道の開拓に繋がるとはこの時思いもしませんでした。
桃ケ丘荘管理人 桃野「マチコちゃん、いらっしゃい。桃ケ丘荘の管理人の【桃野(ももの)】です。よろしくね。」
マチコ「よろしくお願いいたします!シェアハウスって初めてなので、何かとご迷惑をお掛けするかと思いますが、よろしくお願いいたします!」
管理人 桃野「ご迷惑だなんてそんな!ここは肩苦しいルールなんてないのよ!ただ、一つだけを除いて・・・ね。」
マチコ「え、ただ一つ・・・ってなんですか・・・?」
管理人さんの眼鏡がギラっと光ったように感じたのです。私はもしやとんでもないおうちにシェアハウスしに来てしまったのかも!?と一瞬背筋が凍りました。
すると、二階からどたどたと足音が。
漫画家志望 絵美「あ!桃野さん!新しい住人さんってこのこ~?可愛いねぇ!」
ゲーマー 遊里「桃野さん、また新入りいじめですか?やめてくださいね、脅かすの」
桃野「いえいえ!脅かしたりしてませんよ?私はただ、ここでの唯一ルールを説明しようと思っただけです。」
絶賛婚活中 愛子「ま!ルールって言ったって、桃野さんの研究のためのことだし。それで三食付き格安シェアハウスなんて、最高よね!」
マチコ「あ、えっと!みなさんよろしくお願いいたします!で、ルールって、なんですか?」
桃野「そんなに驚くようなことではないのよ。『マッチングアプリをみんなでやること。』それだけなの。それ以外は、門限も特にないし、自由に生活してくれていいわ。」
なんと、唯一ルールとは「マッチングアプリをすること」だったのです。しかし、私はマッチングアプリなど触れたこともありませんでした。
マチコ「えっ、マッチングアプリですか?それも、このシェアハウスの住人さんみなさん、されてるんですか・・・?」
愛子「そうよ!絶賛婚活中の私にとっては、一石二鳥だけど。桃野さんはもともとマッチングアプリの研究をしている専門家なの。それで、研究対象にすべく、リアルな女の子達の声を聞くため、あらゆる年代、あらゆるジャンルの女の子とシェアハウスをしている、ってわけ。」
マチコ「なるほど!・・・って、でも、他の方は嫌じゃないんですか?」
絵美「人間観察にもなるし、愛子さん以外は専ら暇つぶしじゃないかな。だけど、結構楽しいよ!マッチングアプリ!」
他のかたもこっくりうなずいていました。マッチングアプリって暇つぶしに使えるんだなとふわっと思っていました。
桃野「まぁ、やってもらうのが一番早いと思うし。これからみんなで報告会もかねて、マチコちゃんにマッチングアプリのレクチャーをしていきましょう。」
こうして、ひょんなことから今までまったく縁もゆかりもなかったマッチングアプリをいきなりいくつもダウンロードすることになったのです。